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嘘つく子ども

子育ての悩み「このままじゃ困ってしまう・・」

どうしてすぐにわかる嘘をつくの?

すぐにばれるのに・・
なんでそんなウソをつくの?

うちの子、うそをつくのよね。

すぐにばれるのにどうしてそんなバレバレのうそをつくのかしら?

うそばっかりついて、そんなんじゃ大人になってから困るでしょ?

はっきりウソだってわかってるのに、どうして頑固に認めないのかしら?

お子さんのうそに悩んでおられる親御さんはそんな風に感じておられるかもしれません。うそには、その場を取り繕うためのうそと、いわゆる「虚言」と言われる作り事のうそがあります。

いずれにしても親にしてみれば、「どうして?そういうことをするの?嘘ついたらダメでしょう」とお感じになっておられるでしょう。

うそをつく子どもの心理をアドラー心理学で紐解いてみました。

大人の「うそ」からわかること

うそをつくことは一般的には良くないことと思われがちですが、私たち大人が嘘をつくときを考えてみると、大人なりの配慮があってのことが多いのではないでしょうか?

たとえば、あまり気乗りがしないランチに誘われたとしましょう。

「行きたくない」と言ってしまえば角が立ちます。そんなとき「都合が悪いので。。」と私たちはうそをつきます。

これは相手を傷つけない配慮と言えると思います。

ですからうそをつくことも使いようと言っていいのです。大人の場合の問題は、虚栄心を満たすためにつくうその場合です。

虚栄心とは見栄です。自分はあなたより優れているのよ、ということを誇示したくてつく嘘です。大人ですと学歴詐称や経歴詐称などがそれに当たります。もっと身近なところで言えば、親自慢、学校自慢、夏休みの旅行自慢、見栄を張れば自分が最後に苦しくなりますよね。

これはアドラー心理学で言うと精神的な健康を損ねている状態であり、自分を必要以上に強く、大きく、優れたものに見せようとしてつくうそであり、他者とは距離ができてしまいます。

アドラー心理学で子どものうそを見てみよう

うそをつく目的は?

それでは、うそをつく子どもの心理を見てみましょう。

アドラー心理学で考える場合には、子どもがうそをつくことで得ようとしていることを見ます。

学校からのお知らせ文書を出すのを忘れてしまって、「先生が渡すのを忘れてたんだ。」と言ったとします。

これは自分が叱られるのを避けるためですよね。

また、いつもより帰りが遅くなってしまって「0ちゃんが帰ろうとしないから」なんて嘘をついたとします。これも叱られるのを避けるためです。

誰かや何かを悪者にしてうそをついているのはいただけませんが、「叱られたくない」という心理はよく理解できると思います。

このように「叱る」-「叱られる」という親子関係が日常化していると、子どもはうそをついても自分が叱られないようにしようとします。

また明らかにうそだとわかっているのに、それを譲らない場合には、親の叱責が厳しすぎて認めてしまったら大変なことになると感じているかもしれません。

いずれにしても「叱る」とか「罰」が主である子育てにありがちな子どもの反応です。

また子どもが思春期になると、大人と同じように「親に心配をかけたくない」とか「親に迷惑をかけたくない」といった理由でうそをつくことも出てきます。

うそをついたという表面的な事実のみに囚われ「感情的になって叱ってしまっていた」なら、叱る前にうそをついた子どもの気持ちを考えるワンクッションを持てるようになりたいものです。

親の側に必要な発想の転換

親子関係を自分から変えていく勇気

うそをつくことに限らず、子どもの不適切な行動を私たち大人はなくそうとしたり正そうとしたり、直そうとします。

それではどうしても不適切な行動に注目することになってしまいます。

「どうしたらうそをつかない子どもになってくれるだろうか」と考えがちで、これは子どもを変えようとすることになってしまいます。

こんなとき大人側の発想の転換が必要です。

「どうしたらうそをつかない子どもになってくれるか?」ではなく「どうしたら自分に本当のことを話してくれるようになるだろうか?」と考えるのです。

前者は子どもを変えようとしていますが、後者は自分が変わろうとします。

そうして自分にできることを考えて対応を変えていくのがアドラー心理学の基本的な子育てや対人関係法のスタンスです。

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ごあいさつ

代表・高橋直子
資格、経歴

日本アドラー心理学協会認定・マスタープラクティショナー

日本支援助言士協会認定・コミュニティカウンセラー

日本ブリーフセラピー協会認定・ブリーフコーチ・エキスパート

ヒューマン・ギルド社認定

SMILEリーダー、ELMリーダー&トレーナー

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すべきことが明確になり、重くのしかかっていた悩みから解放されました。
仙台市のNさま

思春期の子どもとの関係に悩んでいてアドラーの本に出会い受講しました。子どもを支配しようとしていた自分に気づかされました。何から取り組んでいったらいいのか明確になり、重くのしかかっていた悩みから解放されました。

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