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子どもの発達段階と勇気づけ

アドラー子育て・SMILEを運用するにあたって

 

SMILEを学ばれてアドラー心理学の子育て法を実践しようとする場合に問題になるのがお子さんの年齢ではないでしょうか。概ね小学校に上がればSMILEで学習されたことをそのまま運用して構わないのですが、それ以外にも気を付けておきたいことがありますので発達段階ごとの注意事項について書いておきます。柔軟で寛容な運用をどの年代のお子さんにすることも大事ですし、また自分のお子さんの様子をよく観察されて対応されていくことが求められます。いずれにしてもアドラーで子育てすると言う事は親の関与を早い段階でなくしていくことです。実践するには親側の創意工夫が必要であることは何度かお伝えしている通りです。

乳児期ースキンシップ・話しかけ・刺激

赤ちゃんも家庭のルールで過ごしてもらう

赤ちゃんは生後二か月ぐらいになると周りの人が話す言葉がわかるようになり、ちゃんと話を聴いていると言われています。

でもまだ言葉が話せませんし、聴いたことは理解できますが記憶できないので、すぐに忘れてしまいます。

できるだけスキンシップを多くすることとたくさん話しかけること、様々な刺激を与えることが必要です。

幼児期(3歳ぐらいから)ー親の保護を少しずつ減らしていく時期

二文語を話すようになるともう言葉でのコミュニケーションをトレーニングし始めます。このころは人の言う事は理解できますし記憶もできますが、予測が立ちません。ですので危ないことが理解できません。

自分ができることは自分でやってもらい親の保護を少しずつなくしていく時期です。命に関わること以外は手をかけないようにしていきます。

言葉で自分のしてもらいたいことを伝えるような促しを親の方がしていきます。「何かしてほしいことがある?」「言ってくれたらお手伝いしますよ。」といったような言葉かけをして自分のしてほしいことを言葉で伝えてもらうようにします。

児童期(5歳ぐらいから)ー全面的に子どもの自主管理に任せる

親がすることはほとんどない

全面的に子どものすることについては子どもの自主管理に任せます。したがって親がすることはほとんどなくなります。

この時期は予測はある程度できるようになりますが十分ではありません。したがって予測を促す言葉をかけていくことが必要です。

もしも心配だと感じたら「~したらどうなると思う?」「わかっているならいいんだけど。」と言ったような言葉かけが中心になります。この際に親が子どもと権力闘争にならないことが大事です。

前思春期(10歳ぐらいから)-体験からの学びを邪魔しないこと

課題を分けて体験からたくさんのことを
学んでもらう

親友ができると前思春期になります。少人数の同性のグループでまとまり閉鎖的です。

このころはもう育児の終わりです。大人にできることは彼らが体験から学ぶことを邪魔しないことです。またどんなことでも話せる関係を作っておきましょう。

頼まれたことには誠実に応えます。頼まれたときにはできるだけしてあげますが、頼まれないことはしない、動かないという課題の分離の運用を活用し、体験からたくさんのことを学べるようにします。

思春期前半ー親との関係が行動に出る

多感な時期であるが親との関係が
大事になる

異性への関心が出てくると思春期前半に入りますが、ほとんどグループでの交際になります。

気分で次々に相手を変えて飽きることを繰り返します。

親との関係が権力闘争になっていると、親への面当てとして不適切な行動を続けることが多いです。

ヨコの関係ができているかどうかが問われる時期です。

思春期後半ー前成人期

親からの自立

特定の異性に関心を持つようになると思春期後半です。

親にできることは子どもにとって友達になることであり、親からの自立の時期です。

大学へ進んだり就職で親元を離れることも親子双方にとっての自立を緩やかに進める時期になるでしょう。

 

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ごあいさつ

代表・高橋直子
資格、経歴

日本アドラー心理学協会認定・マスタープラクティショナー

日本支援助言士協会認定・コミュニティカウンセラー

日本ブリーフセラピー協会認定・ブリーフコーチ・エキスパート

ヒューマン・ギルド社認定

SMILEリーダー、ELMリーダー&トレーナー

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お客さまの声

すべきことが明確になり、重くのしかかっていた悩みから解放されました。
仙台市のNさま

思春期の子どもとの関係に悩んでいてアドラーの本に出会い受講しました。子どもを支配しようとしていた自分に気づかされました。何から取り組んでいったらいいのか明確になり、重くのしかかっていた悩みから解放されました。

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