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アドラー心理学講座
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「あれ買って」「これ欲しい」「どうしても~じゃなきゃヤダ」「それヤだ」お子さんは、時々自分の要求を通そうとしたり、拒否したりすることがあります。
意思表示をすることは、子どもの発育の観点ではとても望ましい反応と言えると思います。
ところが子どもの要求を断ったり、無理強いすると駄々をこねることがあります。エスカレートすると泣き喚いたり、床に大の字になって騒いだりもあるでしょう。
さて、そんな時どう考えたらいいのでしょう。
人によっては「甘えてるのね。可愛いこと。」と思って介入しない、「はいはい、わかりましたよ。」と子どもの要求通りに済ませてしまうこともあるようです。
さて、ではそれは本当に子どものためになるのでしょうか。
駄々をこねてしまって手が付けられないので、子どものいう通りにしてしまったとしましょう。
そんな時、アドラー子育てではこういう問いを自分にします。
「今の自分の対応でこの子は何を学んだんだろうか?」
おわかりのように「この子は駄々をこねれば自分の思い通りになる」ということを学んでしまいました。
さらにそれは外の世界・学校・社会に出たときに通用するのか考えてみましょう。大人になってその方法が通用するのでしょうか?
もちろん「否」ですよね。
ですので駄々をこねたら、その方法が通用しないこと、他の方法についてを大人が示す、また子どもにどうしたらいいのか学んでもらわなければなりません。
駄々をこねるという方法で子どもの目的「自分の思い通りにする」「欲しいものを手に入れる」「しなければならないことをしないで済む」などを達成させてはなりません。駄々をこねるというのは「不適切な行動」です。不適切な行動には「注目」しないことです。
どんなに駄々をこねていても子どもはそのうち疲れてきます。そのタイミングを待ちましょう。困った様子を見せるのではなく、毅然としてその場にいましょう。もし街中など人の目が気になる場合には一言「ママは先に行きますよ。」と言ってその場を離れる様子を見せてもいいでしょう。いずれにしても、今の子どもの使っている「駄々をこねる」という方法が通用しないこと、何の効果もないことを理解してもらえるように対応したいものです。
子どもが落ち着いたら、言葉をかけてみます。「お話してくれればママは聴くことができますよ。」と言ってみましょう。「どうしたかったのかお話してみてくれるかな?」でもいいでしょう。
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「アドラー子育て」
日本アドラー心理学協会認定・マスタープラクティショナー
日本支援助言士協会認定・コミュニティカウンセラー
日本ブリーフセラピー協会認定・ブリーフコーチ・エキスパート
ヒューマン・ギルド社認定
SMILEリーダー、ELMリーダー&トレーナー
誠実に一生懸命に丁寧に
15年の臨床経験に基づいて「受講生さんを笑顔にする」をモットーにしております。ご相談はお気軽に。
思春期の子どもとの関係に悩んでいてアドラーの本に出会い受講しました。子どもを支配しようとしていた自分に気づかされました。何から取り組んでいったらいいのか明確になり、重くのしかかっていた悩みから解放されました。