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親や配偶者などの身近な人間関係の悩み相談・解決
アドラー心理学講座
アドラー東北
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なんか毎日イライラしているな、イラっとすることが多いとお感じの方は結構おられるのではないでしょうか。
お子さんに対してイライラしたり、配偶者に対してイライラしたり、職場の人間関係でイライラしたりと、気が付くと周りの人みんなにイライラしている自分がいたりして、自分も嫌な気持ちで落ち込むし、かといって自分が悪いとは思いたくないし。
そう思われているのではないでしょうか。イライラするのは止められませんので止めなくていいのです。止めるとイライラは募ります。
イライラをどう解消するか軽減するかについてこのページでは書いて行きます。自分にやれそうなことを採用してみてくださいね。
アドラー心理学の子育てや対人関係法では、相手にぶつけないようにすることをお勧めしています。ぶつけなければいいのです。イラっとすることが悪いのではありません。イライラばかりしている自分を責めたりする必要はありません。
上手に自分の中に沸き起こる「イライラ」とお付き合いしていきましょう。
イライラしていると気分が悪いのでできるだけイライラしないようにする。イライラしても我慢してしまう。そして我慢できずに爆発する。
あなたはもしかしたら「イライラしてはいけない」とか「イライラばっかりして自分がどこか変なんじゃないか」とか「イライラしてばかりいる自分が嫌になったり」していませんか?
イライラは小さいうちに小出しにしましょう。イラっと来たら「今ちょっとイラっとしたんだけど。」とさらっと伝えてみてください。感情的にならずにフラットに伝えられるようになる、もしくはユーモアたっぷりに伝えてみる。貯めないこと、イライラを抑え込まないことが大事です。そうしてしまうと、言い出した時には止まらない状態になってしまうからです。くれぐれもイライラを抑え込んでためないようにしましょう。相手に感情に任せてぶつけることさえしなければ、イライラはあっていいのです。
1番のさらっと伝えるに関連して、イライラにニックネームをつけるという方法があります。
イライラ君とかイラっと君、ムカッと君などです。
そして伝えるときに「今イライラ君が出てきたみたい。」と伝えて見ます。
気持ちを伝えようとすると感情的になりがちですが、上記のような伝え方だとユーモアがあるのであまり感情的になることは少ないです。
例えばこんな感じです。
「今イライラ君がでてきたみたい」
「ママ、イライラ君が出てきたの?怒ってる?」
「ううん、怒ってないけどイライラ君が出てきたなあ。」
「イライラ君どうして出てきたの?」
「たぶんイライラ君は片づけてほしいって思ってるのかもしれないね。」
まるで自分のことではないかのように言えますね。
ご主人でしたら「今のちょっとイラっとしたなあ。」というだけでいいのです。不愉快を感じたと伝わればそれだけでも自分の気持ちは軽くなるでしょう。
イライラは誰か共通の状態に陥っている人と共有することで「自分だけがそうなんじゃないんだ。」と知ることができて気持ちが楽になります。
同年代のお子さんを持つお母さん同士であったり、サークルの仲間だったり誰でもいいので、気心の知れた人に話してみましょう。
「うちの子~なのよ。ほんと腹立つ。」
「あら、うちの子もそうよ。」
「え~そうなの。うちの子だけかと思った。」
「一緒だね。」
という感じでイライラについての悩みを共有できればベターです。
ご主人との夫婦間が良好であればご主人に聞いてもらうのもいいでしょう。その際ご主人の注意することとしては「助言をしない。」「解決しようとしない。」ことが大事です。
妻は「解決してもらったり意見を求めているのではない」のです。「いたわり、思いやり、ねぎらい」を求めているのです。それを忘れないようにしましょう。
その辺にある紙に書き殴ります。イライラしたことについてでもいいですし、怒りの言葉を書いてもいいです。
深く書くと自分を責めたり、評価したりしてしまうので、あまり深く考えずに思いついた言葉を書きなぐりましょう。
そしてくしゃくしゃに丸めてポイっと捨ててください。
日記等に書いてしまうと記録に残ってしまい、あとで読み返した時に嫌な気持ちになることが多いです。
その場で書いてその場で丸めて捨てる。がポイントです。
短時間でいいので一人の時間を持つようにしましょう。
大きく深呼吸したり背伸びをしたり空を眺めたり、映画を見に行く、街をぶらぶらする、美容院へ行くなど気分転換を図りましょう。
子育て真っ最中でそんな時間がなかなか持てないという場合でもご家族の協力や公的機関の利用などで、わずかでいいのでお一人様時間を持つようにしたいものです。
夜子どもたちが寝静まってからそういう時間を持てるなら
リラックスできる空間や香りなどを演出してもいいでしょう。いずれにしてもずっと誰かと一緒というのは疲れてしまいます。
普段から自分のリラックス法をいくつか持っておいて、いざという時でも上手にガス抜きをしたいものですね。
日本アドラー心理学協会認定・マスタープラクティショナー
日本支援助言士協会認定・コミュニティカウンセラー
日本ブリーフセラピー協会認定・ブリーフコーチ・エキスパート
ヒューマン・ギルド社認定
SMILEリーダー、ELMリーダー&トレーナー
誠実に一生懸命に丁寧に
15年の臨床経験に基づいて「受講生さんを笑顔にする」をモットーにしております。ご相談はお気軽に。
思春期の子どもとの関係に悩んでいてアドラーの本に出会い受講しました。子どもを支配しようとしていた自分に気づかされました。何から取り組んでいったらいいのか明確になり、重くのしかかっていた悩みから解放されました。